逆効果になる危ないスキンケア

そのスキンケアは逆効果って知っていましたか？

１、化粧品（スキンケアを含む）の使い過ぎ
２、化粧水をパチパチ叩き込むパッティング
３、お顔の筋肉トレーニングなど
４、間違ったマッサージ

これらは、逆効果になってしまうケアです。

１、化粧品の使い過ぎ

　化粧品の使い過ぎがよくないのですか？
　　　とくにスキンケア化粧品は、たくさん使えば使うほどお肌に良いと思っていました。

　お花にたくさん肥料を与えるとお花が枯れてしまうように、
　　　たくさんの種類のスキンケア化粧品を塗っていると
　　　お肌に負担になることがあります
　　　　
　　　　
　

　知りませんでした。たくさんの種類を塗れば、
　　　塗っただけ綺麗になると思っていました。
　　　でも、種類が少なくてよいならお金もかからないし、嬉しいですね♪

２、化粧水を叩き込みながら塗るパッティング

　化粧水を叩き込むことはいけないのですか？

　パチパチと叩くと、成分が浸透しそうな気がしてしまいますが、
　　　　普通に塗った時と大差ありまませんし、肌は大泣きです。

　

　ええっ！叩いた方が成分が浸透すると思っていました。
　　　　年の数の倍叩けって聞いたことがあります。

　いくら叩いても浸透しません。
　　　　足の裏の皮膚は硬いですよね。
　　　　それは、毎日歩いているため、防御反応で固くなっているのです。
　　　　歩かなくなると足の裏は軟らかくなります。
　　　　これと同じで、叩くことで皮膚が硬くなってしまいます。
　　　　また、炎症を起こし、シミや小じわなどもできやすくなります。

　

　防御反応なんて、人間の体ってすごいですね。
　　　とはいえ、今日から気を付けます。

３、お顔の筋肉トレーニングなど

　ちょっと、これにはビックリしてしまったのですが、本当ですか？
　　　やっている人多いじゃないですか！？

　そうですよね。なぜこのような情報が広まってしまったのか、不思議です。
　　　　お尻や脚など体の場合は筋肉トレーニングをするとよいといわれているので、
　　　　もしかしたら、顔も同じと思ってしまったのではないでしょうか。
　　　　今は、美容外科の技術も進んでおり、検査（ＭＲＩ）や治療などから
　　　　筋肉トレーニングは、しわ・たるみを悪化させると解っています。

　　　　シワ・タルミは、目や口の周りなど、よく動く部分に発生します。
　　　　筋肉を良く使うと筋肉が縮み、そして加齢とともに筋肉が硬くなります。
　　　　下記の動作が多い人は、しわ・たるみができやすくなってしまいます。

　　　【額のしわ、眉間のしわ、目の周りのしわ・たるみ】
　　　　目の開閉や眉毛の上下の動きによってできます。
　　　【頬（ホホ）、口周りのしわ・たるみ】
　　　　「イ」や「エ」など、大きく口を開ける動き、口を強く閉じることや、
　　　　「ウ」と口を前に突き出す動きによってできます。

　

　顔の筋肉を鍛えれば、シワ・タルミが改善すると勘違いをしていました。
　　　　逆効果なのですね。
　　　　キュッと引き締まるのを想像していました。

　下記の図のように、筋肉が縮むことで皮膚が引っ張られて、しわ・たるみができます。
　　　　加齢により筋肉が硬くなるため、そのまま定着してしまいます。
　　　　いつも眉間にシワをよせて不機嫌な人は、無表情の時も眉間にシワが寄ってしまいます。
　　　　
　　　　また、皮膚のコラーゲンなどが低下していると、縮んだ筋肉に引っ張られやすくなるため
　　　　しわ・たるみができやすくなります

　　　