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 IMコンサルタント 美容コンサルタント平松由貴 
 *執筆・講演・取材依頼等は、Email:info@hadahari.com または平松由貴オフィシャルウェブサイトから
 

しわ・たるみの原因

しわ・たるみの原因を知っていますか?
思いがけないことが、しわ・たるみの原因になっています。


コラーゲンなどの低下、筋肉の縮みなどは、「しわ・たるみのメカニズム」に記載しています。
これからお話するものは、コラーゲンなどを低下させてしまったり、筋肉の縮みにつながり、
しわ・たるみを作ってしまうものをご説明します。(加齢は除きます。)






原因1、お肌の乾燥

  紫外線・エアコン・化粧品によって乾燥肌になる場合があります。
    乾燥は美肌の敵なのです。


   乾燥は肌荒れが起こるだけという印象がありますが、
    シワやタルミにもよくないの?


  はい。お肌が乾燥していると皮膚のバリア機能を低下させてしまい
    外界の刺激(紫外線や埃など)を強く受け、
    コラーゲンにダメージを与えてしまいます。
    結果、しわ・たるみはもちろん、シミ・クスミ・ニキビの原因にもなります。


    乾燥は、すべてにおいてよくないのですね!


  はい。長年乾燥肌の人は肌の機能が低下している証拠でもあります。
    化粧品に頼っているばかりでは、いつまでたっても乾燥肌は改善できません。


   だから、肌ハリ洗顔法で、肌の機能を高めるケアが大切なんですね!






原因2、寝癖や笑い方の癖など


   寝癖によってもシワができてしまうの?


 そうなんです。
    いつも同じ場所の皮膚が折れる事で、シワが深くなっていきます。
    特に、首のシワが寝癖の影響を受けやすいです。


   そういえば、枕の高さが高すぎるとよくないって聞いたことがあります。


  枕の高さが高いと、どうしても圧迫されて首の皮膚が折れてしまいます。
    毎日続くとなると、そのシワは深くなってしまいます。
    また、表情を作る時の癖などで、筋肉を強く使うことで筋肉が縮み硬くなり、
    シワ・タルミができます


   癖は気づきにくいですね。


  毎日鏡を見て、自分のどこにシワができやすいかをよく観察をすることが大切です。
    早めにケアをすることで改善は可能ですよ♪






原因3、間違いスキンケアによる炎症


   間違いスキンケアって、具体的にどのようなものですか?何だか心配です。


  まず一つ目に、化粧品の成分による炎症です。
    お肌に負担をかける成分が入っている化粧品を使うことによって、
    炎症が起こり肌のバリア機能を弱めてしまうのです。
    先ほどの「お肌の乾燥」で説明したように、
    バリア機能の低下は肌によくないのです。


   「乾燥」だけではなく「炎症」もバリア機能を低下させてしまうなんて…。


  バリア機能が低下していると、細胞を生まれ変わるペースを乱してしまいます。
    すると、健康な細胞が表面に出てこないため、弱いお肌になってしまうのです。


   キレイな肌にするつもりで頑張っていても、
    弱いお肌になってしまったらショックですね。
    他にどんなケアが炎症を起こさせてしまうのでしょうか?


  パチパチ化粧水を叩き込む、何も塗らずにマッサージをするなどによっても、
    炎症を起こしてしまいます。
    他には、炎症を起こすわけではないですが、お顔の筋肉トレーニングなどでも
    筋肉を使うことによって筋肉が縮んで硬くなるため、
    しわ・たるみを作ってしまいます。


   今からでも遅くないですよね!
    効果的なケアを知って、同窓会でお友達を驚かせちゃおう♪






原因4、紫外線

 
   紫外線が肌によくないというのは知っているのですが、
    なぜよくないのか詳しく教えてください。


  紫外線はUV-B波とUV-A波があります。
    UV-B波はほとんどが表皮(皮膚の表面)で止まりますが、
    UV-A波は、コラーゲンなどがある真皮(皮膚の奥側)まで届くので
    皮膚のハリを保っているコラーゲン線維にダメージを与え、
    しわ・たるみを作ってしまいます。
     
    やはり、日傘や帽子は大切ですね。


  もっと大切なのは日焼け止め化粧品です。
    日差しを避けるために、日傘や帽子だけで対策をする人も多いですが、
    それでは避けきれません。
    それは、紫外線は上から注いでいるだけではないからです。
    太陽からやってきた光が、窒素・酸素やエーロゾル(大気中の浮遊微粒子 )にあたり、
    その進行方向が変化します。
    また、地表面や建物で反射された紫外線も浴びています。

     <<反射率>>
    新雪・・・80%
    砂浜・・・10~25%
    草地やアスファルト・・・10%もしくはそれ以下
    (気象庁調べ)

    上空からの紫外線に対して帽子や日傘の利用は有効ですが、
    反射してくる紫外線もあるため、思っている以上に紫外線を浴びています。


   そうだったんだ!今まで上からばかり気にしていました。
    夏や、スキーの時など紫外線たくさんに当たる日は
    日焼け止めも塗るようにします。


  是非(化粧品の選び方を参考にして)塗ってください。
    また、紫外線によって生じる活性酸素(身体のサビの原因)によって
    お肌が老化します。
    鉄がサビていくように、そのダメージが蓄積されてしまいます。
    抗酸化作用のある食材を積極的に取ることが大切になります。
    (食事を参考にしてください。)


   効果的な方法を知れば紫外線も怖くないですね!






原因5、ストレス

 
   確かにストレスって肌には良くなさそうですが、
    肌荒れが起こる程度かな?と思っていました。


  ストレスは活性酸素(身体のサビの原因)を増やすので、
    シワ・タルミ・シミなどができやすくなります。
    また、険しい表情をすることが多くなるため、
    眉間付近の筋肉をよく使うことになり、眉間にシワができやすくなります。


   仕事に家事、育児や介護、人間関係など、現代はストレスは尽きませんよね。
    しっかりストレス解消をしなくては。


 何か集中できるような趣味を見つけておくと、
   ストレス解消にもなり人生が楽しくなりますよ。






原因6、たばこ

 
   たばこが肌によくないのは知っていますが、なぜシワが増えるのか知りたいです。


  たばこは末梢血管の収縮(血管の細いところがさらに狭くなること)を起こすので、
    血の巡りが悪くなります。
    すると、細胞に栄養が行き届かなくなってしまいます。
    結果、肌荒れや、クスミなど様々な悪い症状につながります。

    また、コラーゲン生成を保持をするために大切なビタミンCを多量に破壊するので
    シワ・タルミの原因になるのです。


   吸っているとお肌に良いことないのですね…


  はい。美容のためにも健康のためにも禁煙は非常に大切です。
    止めたいのになかなか止められない人は、禁煙外来に頼るのも良い方法ですよ。
    






原因7、お酒


   お酒も良くないのですか?毎日飲んでいます(泣)


  毎日のようにたくさん飲んでいると血管の開閉が多くなります。
    血管にも多くのコラーゲンがあるのでコラーゲンへの負担がかかります。
    そうなるとシワ・たるみの原因になりやすいです。


   今日から頑張って減らします。


  たまに少量なら良い効果があります。
    とくに赤ワインはポリフェノールが豊富なので、
    抗酸化作用(細胞の酸化を防ぐ)があり老化防止になりますよ。
    健康が美しい肌を作るということを、忘れないでくださいね。






原因8、食生活

 
   食生活も関係するのですか?確かに野菜不足はよくなさそうですね。


  はい。野菜不足も良くありませんが、
    タンパク質・脂質・糖質のバランスが悪いといけません。
    糖質を取りすぎると、
    コラーゲン線維を作っているリジン(タンパク質)が糖と結合することによって
    コラーゲン線維が硬くなってしまいます。
    コラーゲン線維が硬くなると肌の弾力がなくなります。


   糖質なんて気にしたことありませんでした。気をつけなくては…。
    あと、脂質はどうなのでしょうか?


  高脂肪のものは、抗酸化物質(代わりにサビて老化を防いでくれるくれるもの)を
    たくさん必要としてしまうため、しわ・たるみができやすいです。
    その分、野菜などで抗酸化物質をたくさん取る必要があります。
    
    また、しわ・たるみを防ぐには適度な脂肪分も必要です。
    ダイエットなどで野菜だけをとっていて脂肪分なしなどの食事をしている人は
    しわ・たるみが生じやすくなってしまいます。
 


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